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--おそるべき、と言ってよい費用対効果--

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初期配置場所もボードに書かれているので迷わない。コマの動かし方もコマに書かれているので非常に遊びやすい。さらにボードの狭さによって相手が逃げ回って千日手になる、ということもない。

　なんじゃ、この素晴らしい出来ばえ。ポケモンモチーフじゃなく、普通に立派なコンポーネントで作ってドイツに売っても通用するのでは？

　コマに強さが数値で書かれており、自分が相手より数値の小さい、あるいは同じ強さのコマで当たる場合は「プラスパワーカード」を引く。（プラスパワーカードは０～７０の数字が書かれており、自分のコマの数値にカードの数値をプラスできる。）カードを引いた結果、相手より数値が高ければかち、低ければ負け、となる。

　場に「７０」のプラスパワーカードが出たらシャッフルしてまた全て裏返しておく。

　コマは一度まけてもボードから除かれず、裏返してもう一度戦える。

裏返されたコマあ弱くなるものが多いが、逆につよくなるものもある。

　ボードから負けていなくなった自分のコマをコストとして「伝説コマ」の下に並べておく。

そして負けてコストのコマが３つ以上溜まったらコストを消費して伝説コマをボードに出せるようになる。

　このゲームの目的は相手のビクティニを倒すことになるのだが、ビクティニは卵の状態で初期配置され、3回攻撃されて初めて姿を現す。

　卵のカラのコマもコストとして使用できるので、うかつに攻撃すると相手の伝説のポケモンに逆襲されるこっとになる。

　手軽にできて戦略性もあり、運もあり、逆転もありの好ゲーム。

　プラスパワーカードがシャッフルしづらかったり、強力な伝説ポケモンを（スペースがあれば）いきなりビクティニの隣に置けたりする点はちょっと、とは思うがなによりこれは予備を買っておかねば！！